フリーターであるが人間ではない

フリーターであることを恥じて生きている筆者の弱々しいブログです

認知症のおばあちゃん

今日家の前の煙草屋さんでハイライトを買って、隣の喫煙所で一服していたらおばあちゃんに話しかけられた。どうやら認知症っぽい。ずっと仕事の話をしているんだが、しばらくするとまた話し始めに戻り永遠に同じことを言ってる。
俺は話を理解しようと思うけど内容も支離滅裂であんまりわからない。
でも何となく一生懸命に話すので、僕もうんうんと聞いてあげた。
こっちからも質問してみようかな。と思い
「お母さんは出身はどこですか?」
と尋ねた
「私は千葉出身。こっちに来て20年くらいなるかな」
と言った
その人は実際70歳くらいの年齢だと思う。
自分は40代でまだまだ働いていると思っているんじゃないかと予想。

煙草屋の女将さんが外に出てきた
私には話しかけないでのオーラが出ていた。
多分近所なのでこの人のことを知っているのだろう。だから避けたのだろう。面倒だから。
このおばあちゃんは周りの人達に話も聞いてもらえず、孤独だったのだろうな
と思った。
そりゃ毎日同じことばっかり聞いてられないよな。多分おかしくなる。
でもたまに会った時は話を聞いてあげようと思う。話してるとき楽しそうだったし。
俺はフリーターだ。時間の自由はある。就職するときは地元に帰る時だ。あてならある。

俺はばあちゃんが好きだ。
年寄りには優しくなってしまう。
どんなに腐ればばあ、じじいでも好きだ。

認知症のばあちゃんは俺のことはもう忘れているだろう。
また新鮮な気持ちでお話ししようぜ!